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「ピアノ学習者・指導者のための音楽史の知識と実例」第5回「20世紀音楽」
©A.SHINDO
小鍛冶邦隆先生による「ピアノ学習者・指導者のための音楽史の知識と実例」講座
第5回 20世紀音楽
音楽史上、重要な革新が20世紀初めにシェーンベルクによって試みられ、17世紀(バロック)以来の調的和声の基盤が、「無調」という新しい音楽書法によって崩壊します。
背景には近代社会やそこに生きる人間といったものの不確かさや異常性という、今日的問題がすでにあるのですが、それを音楽作品の在り方に置き換えたのが「無調音楽」です。
同時にバッハ以来のウイーン古典派やドイツロマン派の伝統の延長線上にそれらの革新が行われたことも重要です。
今回はシェーンベルクが作曲した最初期(1909年)の《3つのピアノ曲》Op11の第1曲を詳しく分析して、「無調」とはなにか、その表現や、演奏する意味は、これまでの音楽とどのように異なるか見ていきたいと思います。
またそれらが今日に至る「現代音楽(20世紀音楽)」へと繋がっていくことも、これまでに講座で説明してきた音楽史の終着点として重要です。
東京藝術大学名誉教授・作曲 小鍛冶邦隆
会員限定の動画配信は、1月21日に終了いたしました。
ご覧いただきありがとうございました。
現在、小鍛冶先生のJ.S.バッハ《平均律クラヴィーア曲集第1巻》全曲講座を開講しています。
ぜひご受講ください。
※下線部分の文字をクリックしていただくと、ページに移動します。
最終回 第5回「20世紀音楽」 2022年12月25日(日)10時~11時半(開場9:50)
場所:カーサモーツァルト(明治神宮前・原宿・表参道)
※座席数に限りがあるため、お申込みご希望の方は、お早めにお申し込みください。
講座参加料
一般5000円 友の会3000円 学習者・指導者会員2000円
お申し込み・お振込み受付締切日:12月22日(木)
「友の会」入会お申し込みはこちらへ
「学習者・指導者会員」入会お申し込みはこちらへ
小鍛冶邦隆 東京藝術大学作曲科教授
©Ayane SHINDO
小鍛冶邦隆先生監修【音楽理論講座】については、こちらのページをご覧ください。
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